公務員の精神保健福祉士って何?教えて!

ストレス社会を背景にいじめや虐待、精神疾患など、心に関わる問題を抱えている人は少なくありません。そこで心理社会的な側面からの相談支援(ソーシャルワーク)とするのが精神保険福祉士としています。そして現在、進路先を検討している方では公務員、民間企業、病院での福祉系に関心がある人も増えているようです。

 

ここでは精神保険福祉士の合格率や給料、受験資格など気になる点をまとめてみましたので参考としてご覧くださいね!

 

精神保健福祉士の役割

 

精神障害者に対する相談援助などの社会福祉業務に携わる人の国家資格で精神科ソーシャルワーカー(PSW)とも呼称されています。精神保健福祉センターや保健所、精神障害者福祉施設などに必置資格に準ずる配置とし、精神科病院においては作業療法士と同じく診療報酬業務があります。

 

精神科病院そのほかの医療施設において精神障害の医療を受け、精神的な障害のある人に対しての社会復帰のため訓練、指導、助言、相談、支援活動を行ったりします。また近年においては、企業のメンタルヘルス問題などを取り扱うEAP分野としてカウンセリングサービスの活動を始め、社会復帰調整官や精神保健参与員としての活躍が認められています。

 

活躍できるフィールド

 

  • 総合病院精神科
  • 精神科や心療内科のある病院・診療所
  • ケアホーム
  • グループホーム
  • 自立訓練事業
  • 各自治体や保健所、精神保健福祉センターなどの行政機関
  • 障害者自立支援法に基づく就労支援施設、ハローワーク、復職支援関連施設

 

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律に基づいて、社会復帰調整官は保健観察所等・矯正施設で対象者に対して社会復帰の調整を図る業務を行っています。

 

精神保険福祉士の年収が気になる!

 

平均年収は350万~400万円としており、勤務先によっては給与が低いところもあるようです。資格取得にはそれ程難易度が高いわけでもなく社会的な評価が今一つとしているようです。しかし国家資格とする3つの福祉系のなかでは給料は高い設定としています。

 

精神保険福祉士の国家資格取得するには?

 

受験資格とするには保健福祉系大学4年では指定科目の履修、3年、2年ではその他相談援助実務1~2年が必要となります。そして福祉系大学においては基礎科目の履修、2,3年では相談援助実務1~2年が必要とし、その後精神福祉士短期養成施設で6ヵ月以上経る必要があります。

 

また一般大学では、相談援助実務1~4年、精神福祉士一般養成施設で1年以上経る必要があります。その後国家試験を受験し合格することにより取得することができます。1999(平成11)年に第1回が実施され、2014(平成26)年までに計16回実施され平均では約60%の合格率としています。

 

年1回の試験とし厚生労働大臣が指定した公益財団法人社会福祉振興・試験センターにおいて実施しています。そして試験の形式は、筆記試験で科目は精神保健福祉士法施行規則第5条に定めている17科目で、そのうち11科目については社会福祉士との共通科目としています。